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中島稔の【勝手なことを書くブログ】VOL2

【見直そう管理部門】会社は大丈夫ですか?


ブログを始めたきっかけが「書きたいことを書く」なので、今日は私の過去の経験値から会社の管理部門って実は会社の要なんだって話をしたいと思います。


皆さんの会社にも管理部門って存在すると思いますが、その部署の印象はどうでしょうか?

近年では管理部門のことを「バックオフィス」と表現され、逆に「営業」「企画」「開発」などは「フロントオフィス」と表現されています。


なんでもカタカナや英語表記にすればいいってものではない気もしますが、もっと簡単に書くと、フロントオフィスは「お金を稼ぐ部門」で、バックオフィスは「それを管理する部門」って書くこともできるかと思います。


何かこう書いてしまうと、「なんだお金を生まない部門」って思われてしまい、経営者の中には「生産性のない部門」として、あまりこの部門を認めない方もいると聞きます。


主な管理部門の名称としては


「経理」「人事」「法務」などが挙げられます。



なんか「固く」て「暗ーい」イメージかなって感じませんか?私は地方公務員歴が一番長いんですが、それ以外でも、ほとんどの職歴が管理部門系だったので、私自身もそんなイメージを持ってます。(私はチョー明るいんですがね・・・・笑)


もう一点のイメージが、なんか偉そうに感じるってこと。

このイメージは千差万別なんですが、そんな感じもしませんか?


ただ、会社によっては、直接の生産性がない部門なので、企業によってはお荷物的に扱われる部門でもあるんですよね。まぁ、結果だけ先に書いてしまうと、そうなるかどうなるかは担当者の資質なんですけどね。

 


●なぜ管理部門は会社の要なのか!

各企業の業種業態や組織規模内容によっては、『要』であるという評価は多種異論があると思いますが、その規模に関係なく『役割』として考えてみてください。


まず『経理』ですが、

経理って、請求書の発行と回収、支払い、そして伝票作成と仕分、小口現金を管理する。仕事内容のイメージはこんな感じ。


次に『法務』、

契約書を締結する前に、その契約内容を確認する。顧問弁護士などに連絡を取り、相談したり、契約書を校正してもらうって感じでしょうか?


最後に『人事』、

給与計算、各種保険作業、分掌異動、人事評価、社員福利厚生などの実務って感じかなぁ


文字だけで行くと、なんだそんなもんかって感じなんですけど、一つ一つに仕事は、その会社にとってとても重要なんですよね。



例えば、経理業務における現預金管理は、どの企業でも一番重要ではないですか?

零細企業であれば、代表者の奥さんなどの家族がやっていたり、中小企業でも、信頼のおける役員が最終決裁者であったり、大企業であれば、銀行からの出向者なんかも担当していたりと、代表者が最も信頼する人に任せるのが普通。そうですよね、会社のお金が、勝手に使われてしまっては、会社そのものがなくなりかねません。


人事についても、その会社の中で『どの部門ともバランスよく立ち回れる人』を責任者にしし、従業員のモチベーションが下がらないようにフォローしたり、時には労働組合との交渉の先頭に立ったりして、本気で担当すると大変な仕事です。(逆にこの部門に異動を希望しないケースもあるかなぁって)


法務については、その企業で必要な各種法令事項に熟知している人なんて感じで、人選するのではないかと思います。

 

実際の企業は、営業・企画・開発なんかの部門に日が当たり、給与体系や賞与配分比率なんかも、管理部門より高く設定している企業が多いかと思いますが、その部門を陰で支えているのが管理部門ではないかなぁって、個人的には会社の要って思ってます。


逆に言うと、営業がわかり、企画もでき、開発担当者とも話ができる人材を管理部門に配置できれば、その会社はもっと伸びるんだと思います。


だってそうですよね、どの部門とも対等に話ができ、相談に乗れる、そして金銭面や人材面、処遇条件などを見直し、会社に提言していき、会社を改革するってことができる力を持っていれば、そんな強い味方はいないですよね。


ただ、そんなスーパーサラリーマンって、早々いるもんではないよって。そうですね。ただ、理想かもしれませんが、単なるルーチン業務をしていてもつまらないので、私はスーパーマンを目指してきました。できるできないではなく、昔から志だけは高かったので・・・・・苦笑


とはいえ、会社規模によっては、その部門に人手をかけるより、やっぱり営業や開発に人力を注ぎ、売り上げを上げていくほうが重要だということも理解しているし、実際、私の会社は今はそんな感じです。ただ、代表者などが管理部門のすべてを担ってしまうと、逆に会社が伸びるための機会を損失してしまうんですよね。


だから、零細企業の私の会社でも、営業も含めて一定のところまでは、仲間の皆さんにお願いして、管理をしてもらっています。だって、そうしないと他のやりたいことや、単に自分の身を削って疲れてしまうんで。爆笑

 

そして、営業や企画開発系の皆さんにお願いです、


管理部門の仕事を認めてあげてください。


なぜ、こうしたお願いをするかというと、


ちょうど20年前くらいでしょうか、とある取引先の営業担当者が、『役員や管理部門に飯を食わせているのは我々営業だ!会社に利益をもたらしているのは俺だぁ~!」って豪語していたことがあります。お酒の席でしたので、お酒が言わせたのかもしれませんが、私は思わず『何言ってるんだ』と一発、二発、いや蹴りもってことがありました。爆笑(いまなら刑事事件かも?)


残業を筆頭にブラック企業問題やハラスメントなどが取り上げられる以前でしたが、その時代はお金を稼げない管理部門は風当たりが強かった企業も多かったので、こうした背景が言わせたのかもしれませんね、ただ、あまりにも理不尽というか、同じ会社の仲間のことを思っていない発言にイラっとしたんだと思います。(今となっては記憶にございません。爆笑)


ただ、社会風潮が変わり、どの企業もがこうした問題に加え、SNSなどへの投稿問題などの取り組みは避けて通れなくなりました。今だからこそ管理部門って大切だと認識する企業は多いとは思いますが、今もなお、そう思っている方がいれば、ちょっと悲しいかなぁって・・・・・・・・。そして、経営者や幹部の皆さんが思っている以上に、本気で管理部門を務めると、結構大変なんですよ。(結構、簡単に考える方がいます)


会社や社員を守る、陰で支えているポジションなんですけどね。


そして管理部門の皆さんにもお願いです。皆さんがいま持っている職責の力は、何も特別なものではないんですよ。会社をよくするためというより、働いている仲間のために行使する力であることを今一度認識してください。


そうしたら、きっと今の会社は少しでも良くなるはずです・・・・・・


企業の代表者、幹部の皆さん、管理部門って大切ですよ。


勝手なことを書くって決めたので、勝手なことを書き始めた中島でした。


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